AUTO CAD LT を実務で学ぶブログ AUTO CADでファイルが開けない④ 保存ファイルの適用 忍者ブログ
このブログは、CADオペレーターになったばかりの粉雪が、実戦で困ったことなどを調べて、メモ代わりに書いていくブログです。 使用ソフトはAUTO CAD LT 2002、2010。 CAD経験は、職業訓練校で3ヶ月。その後、現在実務で8ヶ月程度となります。
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さて今回は、4)ファイル自体が破損している
 
これはAUTO CADの中の「修復(recover)」コマンドを使えば、あっさりと直ることもあります。
 
ファイル→図面ユーティリティ→修復コマンドで該当ファイルを指定しましょう。
※ファイルが開いてないと図面ユーティリティの項目は表示されない為、このコマンドを使用するには、無地のファイルを開いておく必要があります。

それで開ければ修復完了なので、そのまま使用、保存します。

問題はここで修復できなかった場合の解決策ですね。



 
1)バックアップファイルが開けるか試してみる
  
バックアップファイルが元のファイルと内容が一緒なら、これが一番簡単だと思います。
ファイルのデータによるエラーではなく、破損である場合は、バックアップファイルは壊れていないことがほとんどです。
バックアップファイルの拡張子bakを、dwgに置き変えて、開いてみましょう。
この場合、同じ場所に元のファイルがあるのなら同名なので、どちらかのファイル名を変えることもお忘れなく。
   
2)テンポラリファイル(一時保存ファイル)があれば、内容次第でそれを使用
auto cadはバックアップ以外にも、一定時間経つとファイルを保存するテンポラリ機能があります。
その設定が指定してあれば、一定時間ファイルを開いていると自動的にファイルのコピーが保存されます。
ただし設定によっては、一時間おきに保存とか、手をつける前の状態しか残ってない場合もあるので、その場合は別の方法をお勧めします(笑)

設定されてるかわかんないという人は、まずは設定がしてあるかを確認してみましょう。
(auto cad使用中に自動保存・・・という表示が出て、いきなり数秒間使用不可になったりする場合は間違いないですが(笑))

※自動保存設定の確認方法はバージョンによって違うと思いますが、基本はオプションメニューの「開く/保存」タブで、「自動保存」の項目にチェックが入っているか、いないかです。
入っている場合は、自動保存が設定されているため、保存場所のファイルを確認します。

 
ちなみにファイルの保存場所がわからない場合は、同じオプションメニューのファイルのタブで、「自動保存ファイルの位置」という項目に表記されています。
だいたいドキュメント&セッティングの下層にフォルダが作成され、置かれていることが多いみたいですね。
テンポラリファイルは、拡張子をdwgに変更すれば、auto cadで開けます。


※上記二つが利用できない、又は現状とかけ離れた過去のものしか残っていないということでしたら、図面データを復元する方法を試してみるのも良いと思います。

ちょっと長くなったので、それらは次の記事で。

 


 




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