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auto cadで画像を挿入する方法はいくつかあり、その上コマンドにより使える機能もバージョンにより違うようです。
そんなわけで、現在使用している2002の機能を試した試し、順に探っていこうと思います。
最初はOLEオブジェクト機能を。
そもそも私のように初心者には、「OLEオブジェクトとはなんぞや?」というところから、話しを始めなきゃいけないと思うんですよね(笑)
OLEとは、「Object Linking and Embedding」の略で、簡単にいうとウィンドウズのソフト同士でデータを共有したり、転送したりする仕組みで、それにより他のソフトで作成したデータを利用できたり、他のアプリケーション機能を利用し、取り込んだデータを編集したり出来ます。
つまりOLEオブジェクトは、そのデータにあたります。
ただこの機能を理解するポイントとしては、OLEオブジェクトは外部参照(リンク)は出来ないということですね。
OLEオブジェクトは、画像そのものではなく、挿入した画像のコピーを画面上に貼り付けます。
そのため、完全な埋め込み画像(ピクチャ)にしない限りは、画像ソフトを使って編集をすることも可能ですが、その場合、元の画像には何の影響もありません。
で、AUTO CADにおける使用方法ですが。
OLEオブジェクトの挿入方法】
コマンド INSERTOBJ を使用するか、もしくは挿入→OLEオブジェクト
※ただし、挿入→OLEオブジェクト→ファイルから指定すると、解像度などがうまく合わず、
モザイクになったり、アイコンになったりすることがある。
そのため、下記の方法が簡単。
画像を画像ソフトで開きコピー→auto cadのDWGファイル上で編集→形式を選択して貼り付け
自動的にOLEオブジェクトプロパティが立ち上がるため、サイズ等をあわせて入力する
この方法だと、試したBMP、GIF、JPG、PDFは全て挿入できました。
※ただし細かいPDF画像などは、かなり滲んだり、モザイク化したりするみたいです。
ファイルの種類などは、選択肢がけっこうある上、バージョンによって色々変わるため、あえて記載はしませんが。
■イメージ(貼り付けた画像を編集ソフトを開いて、編集可能)
■ピクチャ(オブジェクトとして埋め込むため、編集不可)
この二つを覚えておけばだいたいのバージョンで適用できると思います。
図面ファイルに貼り付けた、OLEオブジェクト画像の編集方法】
画像の上でダブルクリックして、画像ソフトを立ち上げる
画面上で画像を編集する
→ファイル→「”図面ファイルの場所+名称”を更新」という項目をクリック
→画像ソフトを閉じて、図面ファイル上で画像が変わっているか確認
図面ファイルに貼り付けた、OLEオブジェクトを埋め込み(編集不可)にする方法】
画像の上で、右クリックし、変換を選択
→ファイル種類を選択(編集不可の埋め込みならピクチャ)
→OK
※時により、変換で再度イメージに戻すことも可能なよう・・
(出来ないこともあるので、その辺の区別は今の所、わかっていません)
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