このブログは、CADオペレーターになったばかりの粉雪が、実戦で困ったことなどを調べて、メモ代わりに書いていくブログです。
使用ソフトはAUTO CAD LT 2002、2010。
CAD経験は、職業訓練校で3ヶ月。その後、現在実務で8ヶ月程度となります。
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ファイルを開いたら、書かれているはずのマルチ引出線が明らかに表示されてない。
その現象は、図面を作成しファイルを保存した上位バージョンのAUTO CADと、ファイルを開いた下位バージョンのAUTO CAD、どちらか又は双方のプロキシ設定が、誤っているためです。
前回も書きましたように、マルチ引出線は2008からの新機能であるため、バージョンをさげて保存した段階でプロキシオブジェクトに変換されます。
しかし、ファイルを保存するパソコンでプロキシイメージを保存する設定がされていないと、バージョンをさげたファイルに、情報が伝わらないことになります。
簡単な対処方法としては、2008以降のマルチ引出線が使えるバージョンのCADで一度ファイルを開き、下位バージョンに保存しなおすことです。
しかしそのCADは勿論、プロキシイメージを保存する設定になっていなければなりません。
ちなみにそれを設定するコマンドは、[PROXYGRAPHICS]です。
〔1〕=プロキシオブジェクトのイメージを保存
が正当なので、システム変数が〔0〕になっていたら〔1〕に変更しましょう。
さらに、保存したファイルを開くCADでも、プロキシグラフィックを表示する設定が必要です。
こちらは、〔PROXYSHOW]というコマンドで管理されています。
〔1〕=プロキシグラフィックを表示する
設定なので、〔0〕又は〔2〕になっていたら、システム変数を変更しましょう。
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